トリーバーチ イエメンの首都サヌアで、銃器を手に市民を監視する兵士＝２０１１年５月２５日、ＡＰ　イエメンで続く治安部隊と反大統領派部族の戦闘で、当局は２５日午後、首都サヌアの空港を閉鎖し到着便を南部アデンに振り替えた。ロイター通信などが報じた。サヌア各所では機関銃の発射音が響き、一部の建物から黒煙が立ち上って住民が避難を強いられるなど、市街戦の様相を呈している模様だ。　銃撃戦は、サレハ大統領の退陣を求める有力部族長の自宅周辺で２３日から主に続いていたが、首都空港付近にも拡大した。　サレハ大統領は反政府デモの即時退陣要求に直面しているが、湾岸協力会議（ＧＣＣ）や欧米が仲介した権力移譲案を拒否しており、事態打開のめどはまったく立っていない。アリゾナ州トゥーソン米アリゾナ州で1月に起きた銃乱射事件で殺人などの罪で起訴されていたジャレッド・ロフナー被告（22）について25日、同州の連邦地裁は責任能力がないとの判断を下した。事件では6人が死亡、ガブリエル・ギフォーズ下院議員ら13人が負傷した。今回の判断は2つの精神鑑定の結果に基づくもので、連邦判事は「被告は裁判内容を理解できる状態にない」と述べた。52ページに及ぶ心理学者による鑑定書と43ページにわたる精神科医の鑑定書はいずれも、精神疾患により自らの弁護に加わることができないためロフナー被告が裁判に臨むのは不可能だと結論づけた。どちらの鑑定書も公開されていない。ロフナー被告は今後最長で4カ月間拘束される見込みだ。この間に再鑑定を行い、裁判を受けられる程度の回復が見込めるかどうかを調べる。検察側は、適切な治療により裁判が受けられるようになった例は過去にもあり、ロフナー被告にも同様の可能性はあるとしている。次回の審理は9月21日に予定されている。ロフナー被告は殺人や殺人未遂など49の罪状で起訴されているが、無罪を主張している。ギフォーズ議員の事務所は、今回の裁判所の判断に関しコメントを拒否した。ギフォーズ議員の夫マーク・ケリー宇宙飛行士は現在、スペースシャトル「エンデバー」に搭乗中だ。同氏にこの件が伝えられたかどうかについて、米航空宇宙局（NASA）の広報は分からないと述べた。宇宙飛行士と家族間の会話は他の関係者にも聞くことができないからだという。 中国の内モンゴル自治区で警戒強化、デモ封じ込め図る

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